上海浪漫紀行・豫園は大混雑!豫園は、明の時代に作られた庭園。役人の藩允瑞というひとが父親のために19年かけて完成させたそう。(なんというもの凄い親孝行!)贅沢な贅沢な、でも、決して成金趣味のキンキラではない。教養のカタマリである中国エリートが、風雅を極め尽くして作り上げた小宇宙。 さて、写真は湖心亭といい、18世紀の建物。いまは超人気のお茶館。どんなガイドブックにも載ってるスポットです。 いいでしょ~。200年以上、時が停まった空間で美味しい緑茶でもひとつ。 しかし!ここは、上海、しかも旧正月である。中国が人口大国であることを忘れてはいけない。 ほら、お正月の浅草なんか滅茶苦茶混んでるでしょ?アレと同じ。みんなやりたいことは一諸。 お正月には、ちょっとクラシックな場所に行きたいもんなの。 写真ではよくわからないが、この湖心亭、池のど真ん中にある。橋を渡っていく。さらに橋を渡って向こう側が豫園のチケット売り場。 途中までは行ってみた。でも、中国人民の波に阻まれ、これ以上進むのは困難に。 日出る国からきた小心者は、あっさり断念したのでした (このときは見送ったが、2002年の8月にはちゃんと見学できました。「続・上海浪漫紀行」でご紹介予定。) 写真は1997年2月撮影 |